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『幻想水滸伝 ティアクライス』をメインとしたファンブログです。 はじめてお越しの方は、まず最初に、必ず「はじめに。」をご覧下さい。
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幻水の“1”をやるたびに、坊ちゃんってこの時から成長が止まっちゃうんだよなぁ……と思うのですが、
ふと、そういえば、ティアクライスでは真正なる一書を所持していた影響で、ベルフレイドも年取らなくなってたんだっけ、と。




さて、ゲーム中、確か“100年くらい前からあのまんま”みたいな調査報告がありましたが、設定集を見ますと、ベルフレイドの年齢は69歳と明記されております。
“100年くらいあのまんま”の人の年齢が69歳ってのは、まあ、誰がどう勘定しても数が合いませんので、きっと、ベルフレイドさん69歳の時に真正なる一書を手に入れたという事なんでしょうね。

で、ベルフレイドといえば、一なる王降臨後の真の決戦の際、彼が世界を巻き込み消滅させる事を厭わないほどに切望した、彼の“幸せな1日”を見る事が出来るわけですが、
……あの“幸せな1日”、普段は多忙で家を空ける事の多かったベルフレイドが、久し振りに取れた“家族と過ごせるお休みの日”だったのかなー、と思ってるんですけども、あれっ!? と思ったのが、子供2人がまだ幼い感じだったところでして。

私、アニメに出てくる姿やセリフの感じからしても、男の子も女の子も、5~7歳くらいに思えましてね。

そんなこんなで気になって、設定集に載ってる親子さんたちの年齢を確認してみました。

ローガン/38歳、エリン/17歳。
ラジム村長/47歳、シスカ・22歳、マリカ/15歳。
セレン/34歳、ジェイル/15歳。
ノーヴァ/41歳、ソフィア/18歳。
ダナシュ8世/47歳・リズラン/28歳、マナリル/11歳。
              クレイア/30歳、シャムス/13歳。
マスルール/57歳・ファルタ/53歳、クレイア/30歳。

……こうしてみますと、男女とも、だいたい20~30歳の間に結婚して第一子を授かっているようです。
ダナシュ8世は皇帝なのでちょっと例外としますが。
つーかサルサビルがジャナムに併呑されたのって50年ほど前の事らしいので、すると、ダナシュ8世はジャナムが主人公たちの世界に融合されてから生まれた皇太子ってわけですね。

ともあれ。

当時まだベルフレイドの国だった現サイナスの結婚適齢期も、シトロ村とかと同じくらいだったかどうかは定かではありませんが、とにかく、この世界では、男女とも、結婚する人はだいたい20~30歳のうちに結婚して第一子を得るのが普通と考えますと、
一なる王の降臨によってベルフレイドが得た“1日”は、(そこにいた子供たちの年齢を5~7歳とすると)ベルフレイドが25~35歳くらいの頃ではないかと推測されます。

そんでもって、ソフィアの「私はあの人の娘のかわりだった」というセリフから、ベルフレイドが実際に家族を失った(=スクライブの世界が融合した)のは、娘の年齢が15~16歳くらいの時だったのではないか、と(=協会がアストラシアを落とし、“聖なる双刃の書”を入手したのが2年前)。
いくらどうでも、性別が同じってだけでは括りが大きすぎて5~7歳くらいの子供の代わりにはならないと思いますので。

……するとなぜベルフレイドが得た“1日”が、娘も息子もまだ幼かった頃のものなのか、って事になっちゃいますが、……ほら、子供も思春期を迎えてしまいますとねぇ……。男の子はナマイキになるし、女の子はお父さんを煩がりだすのが普通だから……(具体例・シトロ村の少年少女)。
それに、煩がられるだけならともかく、ひょっとしたらベルフレイドのお嬢さんは、10代半ばを迎えて立派なパパイヤ娘に成長してたかも知れないじゃないですか!
だからベルフレイドの“幸せな1日”は、子供たちがまだ幼くて素直な(奥さんもまだ若くて綺麗だった)頃だったに違いありません。

そう思うと、ベルフレイドって更にものすごく可哀相になります。
そうか……。息子はナマイキで反抗期で親の言うことなんか聞かなくなってて、娘にはウザがられて嫌われてたのか……。たまに家にいると、息子には「げ。なんだよ親父、いたのかよ」とか言われたり、娘には「ちょっとやめてよ! 私の洗濯物とお父さんの洗濯物を一緒しないでよ!」とか言われてたのかなぁ……。つらいなぁ、父……。
ベルフレイドが記憶を取り戻したソフィアに向けたセリフ、「お父様お父様と、あんなに慕ってくれたのに……」というのは、彼が実に100年ぶりに口にした、お父さんの哀しい呟きだったのかも知れません。
↑ 消滅の時などまだ遠い、何も知らなかった頃の1日を望んだだけだと思ってやれよ私……。

……って、話を戻しまして。

ベルフレイドの“1日”にいた子供たちは5~7歳くらい、
あの世界では、20~30歳で第一子を得て、
そしてソフィアが娘の代わりだったというところから、ベルフレイドの娘は消滅時に15~16歳になっていた、という条件で考えますと、
現サイナスにスクライブの世界が融合したのって、ベルフレイドが40~50歳頃と勘定出来ます。

で、真正なる一書を入手した時(或いは真正なる一書に干渉出来る方法を見出した時)にベルフレイドの年齢が69歳だったとするなら、ベルフレイドは10~20年ほど、真正なる一書を探し続けていたという事になりますよね。
真正なる一書に干渉する方法を見出すのに数年かかったとしても、5~15年ほどの時を、ベルフレイドは書を求めて彷徨っていたという事になるかと。

まぁ、細かく言うと、ベルフレイドの故郷消滅から真正なる一書の影響下に入るその10~20年というのは、

ベルフレイドがどこか遠方で故郷消滅の事実に気付く(同行者などとの会話から、異変に気付いた可能性が高いと思われ)→故郷に戻る→故郷があった地域に、見ず知らずの人々(スクライブ)がいる事を知る→スクライブから事情を聞く→たぶん暫くはパニック→立ち直ると同時に自分のような身の上の者を少しでも減らそうと決意→スクライブの協力のもと、真正なる一書を探し始める→真正なる一書を入手→真正なる一書に干渉する方法を研究・会得(たぶんこのあたりで老化が止まる)

……って感じなんだろーなと思いますが。


まぁ、どっちみち、ものすごい孤独の中での放浪だったと思います。
スクライブの手助けがあったとしても、彼らは“友人”ではなく、いつまでもどこまでも“ある一定の距離をもつ隣人”に過ぎなかったでしょうしね。

スクライブの知識は、故郷の消失という絶望からベルフレイドに生きる決意を与えただろうけど、同時に、消失した故郷から目を逸らせなかったものでもあると思うし。
もしもスクライブがベルフレイドに自分たちの知識を与えようと思わなければ(ベルフレイドに“真実”を教えなければ)、ベルフレイドはすべてを失った絶望の中で自死を選んだかも知れないし、もしかしたら、自死に至る前になんらかの形で“今”を受け容れる切っ掛けを得て立ち直り、どこかで普通の人々の1人として生きて死んだかも知れないんですよねぇ……。

スクライブがノスロウの樹海に移り住んで、徹底的に人間を避けるようになったのは、ベルフレイドに真正なる一書を与えてしまった為だと語られますが、そうだとすると、事によるとスクライブは、元より少々排他的な面は持っていたにしろ、主人公の世界に融合されたばかりの頃は、人間たちと共に生きていく事を望んでいたのかも知れないなぁ、と。
ひょっとしたら、外部との接触を断つという戒律を作って樹海にて暮らすようになるまで、スクライブって、リウくんみたいなタイプの人が多かったのかも知れないとも思いました。
↑ 隠し事に関しては頑固なせいで、人によっては裏表があると見られるかもしれないけど、基本的に楽しい事が好きで親しい相手の役に立つ事が好きで、だけど少し臆病で怖がり。

当時のスクライブの長は、独りで戻ってきて何もかも失ったベルフレイドが可哀相で、同情しちゃって、自分たちで力になれる事があるならって思っちゃったんでしょうねぇ……。
ベルフレイドが新たな決意をもって立ち上がって、(内情としてはどうあれ)元気になってくのを見て、嬉しかったのかもしれない。
だから一所懸命、ベルフレイドに協力して、彼の望みが1日も早くかなうようにと祈って、──で、ある時、スクライブにとって解り合える隣人だったはずの男の心が、知り合った当初とは随分違った形に歪んでしまっている事に気付いてしまって、
……哀しかったんだろうなぁ。樹海の中に閉じこもるしかないくらいに。

 

……つーか、ここまで書いて、ふと思ったんですが。

ベルフレイドが“100年くらい前からあのまんま”ってのを知ってたのって、ディアドラさんですよね。
と、いう事は、彼女もそれくらい若いまんまで生きてるって事でしょうか。
“果てなき道程の書”で見える、打ちひしがれてる杖持ってる女性、あれってディアドラさん本人だと思ってるんですが、ディアドラさん曰く「自分の世界の108星は絶滅」だそうですし、すると彼女、元の世界にいた時から、その世界の真正なる一書(果てなき道程の書)の持ち主だったという事でしょうか。

……って、真正なる一書の持ち主は108星である必要はないわけだから(ベルフレイドは108星じゃないしね)、ディアドラさんの世界の真正なる一書の持ち主(管理者)がディアドラさんであっても全く問題ないわけか……。

どのみち、ああ見えてディアドラさん、ワヒエさんと同じ年か年上って事ですわね……(^^;)
で、ディアドラさんは年取ってないけど、“双刃の書”や“約定の書”の持ち主(?)は代替わりしているところをみると、それぞれの書って、元の各世界の真正なる一書であった時に持ち主にならないと、不老(不死?)にはならないって事なのかな?

とにかく、主人公の世界での真正なる一書は、主人公、入手後にゼノアさんに頼んでどっかにやっちゃってもらってるから、主人公はこれからも普通に育って普通に死んでいけるんですよね。(いかな真正なる一書でも、不老にするほどの影響を及ぼせるのは1冊につき1人だけっていうのなら話はまた別ですが)

坊ちゃんやテッドくんの人生があんまり辛くて切ないものですから、ティアクライスの主人公には選択肢があって良かったなぁと、心から……(^^;)

……いつまでも若々しく見えるってのは良いことだけど(……羨ましいとも言う)、どれだけ生きても年を取れないっていうのは、とんでもない呪いですよね……。
“死”から切り離されてしまうんだから。

……って、やべぇ。今度はシエラに会いたくなってきてしま……っ……(--;)




 

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