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『幻想水滸伝 ティアクライス』をメインとしたファンブログです。 はじめてお越しの方は、まず最初に、必ず「はじめに。」をご覧下さい。
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ティアクライス、
ちょっと考えていたら、なんだか混乱してきたので(アタマ悪い)、ゲーム中から拾える推測を交え、物語の流れを書き出してみようと思います。


※青字=推測。

まず、主人公のいる世界(以下Aの世界)の現サイナス(当時もサイナス?)を中心とした地域に、スクライブの世界(“秘枢たる線刻の書”の世界)が融合して、旧サイナス(仮)が消滅したわけですよね。
恐らくはその際、旧サイナス(仮)で暮らしていたベルフレイドはどこか別の土地に出向いていた為に街(国)と共に消滅する事を免れ、しかも、星の印を得られる資質を持っていた為に、融合前の記憶も残ったままだった、と。
で、異変に気付いてか、もしくは何も知らずに故郷に戻ってみると、本来の街(国)は住民もろとも失われており、けれどそこに出現したのはスクライブだった為、戻ってきたベルフレイドがその土地に元々暮らしていた人間の生き残りである事に気付き、事情を説明、ベルフレイドはスクライブから得た世界の融合に関する様々な事から、これ以上自分のような目に遭う者を少しでも減らす為に、世界の融合に干渉出来るという真正なる一書の入手を求め、スクライブは(恐らくはある種の呵責からも)これに協力した、と。(1回目の融合)

やがて真正なる一書は発見され、スクライブの協力の元、ベルフレイドは本格的に書の研究を開始、
そうこうするうち、2回目の融合が起きて、Aの世界のどこかに、ディアドラのいた世界(“果てなき道程の書”の世界。恐らくランブル族の本来の世界)が出現、真正なる一書に干渉する為には他の世界の書(偽書)が必要である事を既に知っていたベルフレイドは、すぐに行動を起こし、“果てなき道程の書”を携えたディアドラ(ディアドラはAの世界に来た時から星を宿す者だった)を仲間に引き入れ、この時彼女に、他の世界の本があれば、真正なる一書に干渉できる事を教えたのではないかと。(2回目の融合)

この時期の段階で、ベルフレイドは“ひとつの道の協会”を設立していたのではないかと。

そしてやがて、
ライテルシルト(“苛烈なる象徴の書”の世界)、ジャナム魔導帝国(“古き約定の書”の世界)、ルギエニク(“気高き鋼鉄の書”の世界)の融合があり(3回目、4回目、5回目)、

ナイネニス(“青き流転の書”の世界)の融合(6回目)、
アストラシア(“聖なる双刃の書”の世界)の融合(7回目)
フレセリア(仮)(“輝ける遺志の書”の世界)の融合(8回目)、
マルシナ平原(“猛き方向の書”の世界)の融合(9回目)、
ジャナム砂漠(“茫漠たる琥珀の書”の世界)の融合(10回目)、
ラロヘンガ(“深き戦慄の書”の世界)の融合(11回目)、
サイナスに似た街(“静かなる終端の書”の世界)の融合(12回目)


──で、以下は文字の色変えをしてなくても全部推測なわけですが、
さて、ゲーム中で明らかにされている融合の順番は、取り敢えずスクライブの世界が最初で、以降は、主人公たちの本拠地となるフレセリアの森の出現(8回目)~サイナスに似た街(12回目)ですが、
ゲーム中の会話などから、私は、
ライテルシルト→ジャナム→ルギエニク→ナイネニス→アストラシア
なのではないかと考えてます。
その理由ってのが、“苛烈なる象徴の書”は一度ベルフレイドの手に渡っているものの、ゲーム中のミーネの発言などからすると、ライテルシルトは協会の勢力には注目しているものの、他国のような強い危機感は覚えていないらしい事が挙げられまして。
それに、ライテルシルト出現時は、まだ協会は宗教団体(ですよねぇ、あれは……)としての体裁は取っておらず、まだ有志研究者たちによる小さな集団という感じに過ぎなかった(少なくともライテルシルトにとってはそう認識する程度の規模だった)のではないかと。
そうでもなければ、いかに間に海という要害があるとはいえ、ライテルシルトはもっと協会を警戒し、“苛烈なる象徴の書”を渡したりしなかったと思うのですね。
ところが、(思想集団ではなく)研究者集団のような感じで海をわたってやって来た数名が、研究の為に一時的に書を借り受けたいと言ってきて、仮にその時、多くの人々の目には白紙の本にしか見えない古書が、ある手段を用いれば内容を知る事が出来て云々、もちろん、書を借り受ける代価として、書から得た知識を貴国にも報告すると言われたら。
元々ただの白紙にしか見えない本なら容易く貸してしまうだろうし、で、協会(ベルフレイド)は、ベルフレイドの用が済んだ後、彼にとっては用のない知識(銃の製造方法)を約束通り代価として付けて、書をライテルシルトに返還してきたとなれば、ライテルシルトは協会に対し、特にこれといった危機感を抱く必要はまるでないわけです。
少なくとも、海の向こうの大陸で、協会が驚異的な勢いで勢力を拡大し、挙げ句、思想集団(宗教団体)として、ライテルシルトの国民たちに影響を及ぼしてくるまでは。
事によるとライテルシルトは、敵国たるジャナムの目を海から内陸に向けざるを得ない協会の勢力拡大を、最初は歓迎していたかも知れません。

で、ジャナムがライテルシルトと敵対した理由は、ジャナムは融合によって出現した段階から、書に秘められた力を知っていた為(その時たまたま、ジャナムには既に“読み手”がいたか、ジャナムは融合の前から代々“読み手”を擁する魔導の国だった?)、手に入るのなら、自国のものの他にもう1冊の書をとしたからだろう、と。
事によると、ライテルシルトにも書がある事を教えたのは、ジャナム出現時、書を探しに来た協会の誰かかも知れません。
いずれにせよ、ライテルシルトはその後ジャナムと争う関係となり、“苛烈なる象徴の書”を奪われるわけですね。
だけど、一応でも休戦協定(?)が結ばれた時、ライテルシルトはジャナムに書の返還を求めなかったというあたり、時のライテルシルト首脳陣にとって、“苛烈なる象徴の書”は、既に入手済みの銃の基本構造が書かれていたらしいだけの、ただの白紙の古い本にしか見えなかったと思われます(“苛烈なる象徴の書”がただの白紙の本には見えなかった、或いはそれだけでは済ませられなかった人たちが中心となってヴェルファー機関を設立した?)。

で、そんなこんなで、まずライテルシルトが出現して、次にジャナムだったんじゃないかと思いまして、
そして協会はライテルシルトの時と同様にジャナムにも書の入手の為に赴くものの、書の力を知っていたジャナムはこれを拒否、
けれど、なんとしても書の入手を諦められない協会(ベルフレイド)は、そうこうするうちに出現したルギエニクで、やはり書の入手の為に赴いた際、そこに住まうリジットフォークの戦闘力にも目を付けたのではないか、と。
そこで、ただ単に書を借り受けるのではなく、リジットフォーク族の懐柔に乗り出し、これを成功させて、対ジャナムの軍備を整えたのではないかと考えてます。
ゲーム中の会話などによりますと、オルドヴィークは“気高き鋼鉄の書”を介してリジットフォークに指針を示していたそうですから、協会がリジットフォークに接触したのは、ルギエニク出現からそれなりに時間が経ってからの事だったと判断出来ます。
ルギエニクは“一なる王”によっての融合で現れたとすると、いかなベルフレイドでも出現場所をすぐに見付け出す事は難しいでしょうが、けれど、いくらあんな所に住んでいるからといって、出現から何十年も見付けられなかった(=オルドヴィークが現役で戦ってた頃、融合後の世界で族長となるガシュガルは、まだ幼かったらしい)とも思えませんので、ベルフレイドはルギエニク発見の後、協会の規模拡大と教義(?)の制定をしつつ、リジットフォークの完全懐柔の為、融合前の世界での“一つの王”との戦いを覚えている可能性がある成人がいなくなる(その戦いを経験した者は、当時幼かったガシュガルのみとなる)のを待っていたのかも知れないな、と。

で、リジッドフォーク懐柔に成功した後、やがてナイネニスが出現、ポーパス族は基本的に人を疑ったりしないから、ナニゲない顔で訪問したら、あっさり中に入れてくれて、そこでさっさと“流転の書”を頂戴しちゃって、
ナイネニスに続いて出現したアストラシアでは、今度は対ジャナム用に整えた軍もあるしという事で、そんなに時間をかける事なく(真正なる一書には、折良くアストラシア方面での天災について書かれていた事もあって)、勧誘に応じなかったらとっとと武力侵攻に出たのではないか、と。
もちろん、その武力侵攻も、真正なる一書に書かれていた天災の時期に合わせての事だったのでしょうが。

また、ゲーム中、真の決戦前の夜会話で、ナキルくんがルバイスさんの前職について、「十数年前──」というところから、(おそらくはリジットフォークの参戦のもと)ラザの砦が落とされて、協会のものになってしまったのは、アストラシアが出現するだいぶ前の事だったのではないかと推測されます。
あ、アストラシアは、協会の侵攻があった直前あたりに出現したのではないかと思ってます。直前といっても、まずは勧誘から入るところからして、アストラシア出現から協会の侵攻まで、半年以上はあったと思ってますが(基本、徒歩移動の世界みたいだし。軍を動かすのって時間かかるものだし)。

あ、アストラシアよりナイネニスの方が先に出現したんだろうと思ったのは、11歳(12歳になる直前?)で樹海を出たリウくんが、ナイネニスの形状はもちろん、ポーパス族の性質にも詳しいようだったから。
樹海から一番近い人里(?)といえばナイネニスだし、ポーパス族の性質についての言い方(断言……)からしても、リウくん、通りすがりに見た事あるだけ~みたいな事言ってたけど、その実、ちょっとの間はポーパス族の誰かんとこで世話になってたんじゃないかと思ってるんですよ。
ゲーム中にはリウくんが世話になったポーパスの人が出てこなかっただけで。で、ポーパス族のところに行った時にその伝手を頼らなかったのは、ホントに数日世話になっただけだから、もう自分の事忘れちゃってると思ってるか、覚えてるとかもと思っても、素性を明かさなかったから頼ろうにも頼れないとか、もしくは世話になった時に既にそのポーパスさんはお年を召してて、旅の中の風の頼りに、お亡くなりになった事を聞いたとか。
……って、まぁ、ポーパスさんトコに協力要請に行った時は、名乗るも名乗らないも、そもそも人間と見れば完全門前払いでしたけとね……。

それに、冥夜の剣士団の皆さんが国を失いジャナムに身を寄せたのは2年前という事ですが、ニムニくんによると、確か、巫女の連珠の紛失が発覚したのは何年も前という事でしたので。
いくらどうでも、2~3年前の事なら“何年も前”なんて言わないだろうな、と。

まぁ、そんなこんなで、ナイネニス→アストラシアの順で出現したんだろうな、と。

……で、“一なる王”が定めていた融合は、スクライブの世界(1回目)と、ランブル族の世界(2回目)マルシナ平原(ホントなら4回目のはずだった9回目)なわけですよね。で、召喚(?)という形は取っていたけど、最後のサイナスに似た街(ホントだったら5回目だったはずの12回目)。
ベルフレイドが融合させたのは、フレセリカの森(8回目)とジャナムの砂漠(10回目)とラロヘンガ(11回目)。

……他は……、海の向こうに出現してるのにも関わらず、出現した事が判って、しかも書を借りに(?)行けたあたり、ライテルシルト(ワタシ的には3回目だと思ってる)は、ベルフレイドが融合させた世界かも知れないなとか思ってます。
意識的に融合を起こせるなら、わざわざ海の向こうに出現させるのってどうだろうという感じもしますが。……あ、その時はまだ、偽書の力を使っても、出現場所をズラせるだけだと思ってた(意識的に融合させる方法が解らなかった)とか?
まぁでも、ズラすだけにしたって、海の向こうってのは遠すぎますよねぇ……。
……とすると、3回目はジャナムで、協会に敵対するジャナムの目を一時的でも“外”に向けさせる為に、敢えてライテルシルトを、海の、比較的容易く渡航可能な位置に出現させたってのもありですよねぇ……。
だけどジャナムの後にライテルシルトだと、“苛烈なる象徴の書”が、一度協会に渡って返還されて、その後ジャナムに奪われたって話の説得力が薄くなってしまうような……。うーん……。

ともあれ、恐らくは出現後すぐに司書が派遣されていると思われるあたり、ナイネニスとアストラシアはベルフレイドが起こした融合と考えていいのだろうと思ってます。
実際には参戦してなくても、“一なる王と戦った”という記憶を持ってる人がいるあたり(そして融合後すぐには出現場所が見付かってないと思われるあたり)、リジットフォークは“一なる王”による融合なのかな……。

だとすると、スクライブ(1回目)、ランブル族(2回目)、リジットフォーク(3回目)、フューリーロア(4回目)で、ピッタリ勘定は合いますが。

…………ランブル族の世界、融合したあと、また別の世界の融合で飲み込まれてしまったといいますが、それを知ってるのが(少なくともゲーム中でハッキリと知ってると言われたのは)長老のワヒエさんだけってあたり、かなり昔の事みたいだし、そんなこんなで、ちょっと、ルギエニクかな……とか思ったりしました。けど、あの世界の人、星を宿す者でない限り、世界の融合が起きたらキレイに記憶が書き換えられちゃうんですよねー……(^^;)
だからひょっとして、アストラシアがあるトコだったかもってのもありですよねー……。
……だけど、ディアドラさんの元の世界がランブル族の世界だったとするなら、ディアドラさんを完全に懐柔して偽書を集めさせる為に、ベルフレイドは彼女の世界のカケラくらい消えるに任せたりするかもしんないとか思いました。(つーかむしろそれくらいやって欲しいですよ、ベルフレイドには)
「偽書があれば、ただでさえの不幸を再度招かずに済むのです!」とか言ってさ……。








 

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