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ベルフレイドは実は融合の場所をズラせるのではなく、融合そのものを起こす事が出来る──という事が明らかになった時、じゃあ邪魔な国とかに重ねて別の世界を融合させちゃえば一人勝ちじゃん。と思ったのですが、そこはそれ、ゲームなだけにやらんだろう、と思ってたんですよね。
で、まぁ、ゲームやり終えて一息ついた時、友人に、「故意に融合を起こせるんなら、どうしてベルフレイドはジャナムを消しちまわなかったんだ、ヌルいなベルフレイド! そんな甘い事やってっから15のジャリに負けたんじゃねーの!?」とブツクサ言うんだろーなーと思ってたわけですよ。(←ゲームのお約束として、主人公は絶対に勝つので、ベルフレイドは負けるコト前提。つーか主人公が負けたらフツーにゲームオーバーでやり直し/笑)
そしてしかる後、私は“なぜベルフレイドはジャナムを消さなかったのか”という理由のこじつけをやるんだろーな、と。
そんな風に思ってましたので、ホントにジャナムが消された時は驚愕しました。
ゲーム中、登場人物たち何人かが、「その可能性はあったけど、まさか本当にやるとは……」と異口同音で言うシーンありましたが、あれは私の気持ちそのものでした。
マジでビックリしましたよ……!
敵がものすごい最終兵器を持ってたって、それを使用したとしてもイマイチ不発で終わるとか、何らかの事情があって使用出来ずに終わる(いざ使用せんとしたところを誰かによる阻止で失敗する事も含む)のがお約束ってなものじゃありませんか、こういう場合。
ちなみに、ティアクライスで予想してたのは、何らかの切っ掛けで本来の心を取り戻したディルクが、ベルフレイドの計画に気付いて阻止する(そしてディルクは殺される。→だけどその後、108星全員が集まったら復活)というラインでした(^^;)
だけどなー……。ホントにやっちゃうんだものなー……。
砂漠化したジャナム帝国領を見た時、主人公たちと一緒になって愕然とする一方、ティアクライスのスタッフさんたちってすげぇと思いました。
で、さて。
予想に反してホントに消滅させられてしまった帝国ですが。
十字キーを押したらBボタン押さなくても出し抜けに走っちゃったり、“喋る”という点がとにかく引っ掛かってた会話ではテンポよくツッコミがあったり、それに会話シーンで出てくる表情にも、如何にも健康で元気いっぱいな男の子って感じで、そんな、少しもじっとしてなさそうなところがですね、可愛いなぁ、と。
きっと好きなものがいっぱいあって、大事なものもいっぱいあって、
つーか大事なものを大事にしようと思いもせずに、意識もなく大事にしながら、たくさんの好きなものに囲まれて育ってきたんだろうなぁって思ったんですよねー。
“幸せ”という言葉を使った事がないくらい、幸せな毎日の中にいるんだろうな、と。
で、その後、ゲームが進んでいって、帝国の元料理長に会った時、ホントにいい子だなぁって思いましてね。
もちろん、それ以前にも、なんて真っ直ぐで良い子なんだろうと思うシーンが幾つもありましたが(真っ直ぐすぎて時々アレな言動も見受けられますけどね。でもまぁ、そこは15歳の男の子だから/笑)、
とにかく、大事なものが大事で、好きなものが好きで、許せないものは許せなくて、で、それに、美味しいものをみんなで食べたいって、なんかすごく、こういう子っていいなぁって思ったわけです。























